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センター試験文法問題の解説と攻略法


ビジネス英語も大学受験英語も基本は一緒。ビジネス向けの文法解説書はターゲット層が限られるため出版数が限定されている一方、大学受験用の参考書、問題には良質なものが多くあります。そのため、TOEIC対策・ビジネス英語の勉強を始める場合も、大学受験英語の勉強が効率的です。

この問題解説では、センター試験の2013年、2014年、2015年度の文法問題を解説しています。※TOEICは著作権が設定されているのでセンター試験の問題にしました。

文法問題はなぜそうなるのか「理由」を覚えてしまえば解けるようになります。すべて暗記しようとすると効率が悪くなるので、「なぜ」という疑問を理解するように勉強するのがポイントです。逆に「木を見て森を見ず」で深みにはまり込む学習者もいるので、解説を読んで全部理解できなくても次の問題に進むぐらいの気楽な気持ちで解いてみてください。 勉強していくと、そのうち理解できるようになってきます。

なお、イディオム/単語の意味を問う問題は、覚える以外の攻略法が存在しないので、この単元からは割愛します。


2014年(H24)センター試験文法問題

Q1 When I looked out of the window last night, I saw a cat ( ) into neighbor'syard.

   is sneaked  sneaking  sneaks  to sneak

まずは動詞を探します。looked、sawの2つ動詞が確認できます。動詞の数2-1=関係詞or接続詞の数になります。問題文では、whenが接続詞なので2-1=1で過不足ありません。sawはseeの過去形で、取ることのできる文型は第3文型の他に第5文型も可能です。

選択肢を見ると、is sneakedとsneaksはまず除外することができます。 なぜなら、When S V, S V O( )~ となっている文に、例えばsneaksを入れると、When S V, S V O V ~となってしまい、動詞が1つ余分になってしまいます。
※sneaksは三単現のsが付いているので動詞です。

残りはsneaking / to sneakですが、時制が過去形になっているのでsneakingが入ります。to sneakは見ての通り「不定詞」ですが、不定詞は”未来”を示すので過去の情景を表現する本文「ネコが隣の庭に忍び込むのを見た」では不適です。 toは「~の方向に向かって」という意味から派生して、不定詞では未来を示します。

問題文の訳:昨夜、私が窓の外を見たときに、猫が隣の庭に忍び込むのを見た。

文法書的に解説すると、see O 原型/doing/過去分詞なのでto 不定詞はSVOC文型のCには入れませんが、不定詞は未来を示すと覚えておけば細かい文法は覚えなくても問題が解ける場合があります。

正解:sneaking


Q3 My mother asked me ( ) we should go out for lunch or eat at home.

   that  what  whether  which



主節の動詞はaskなので文型を確認します。askは第4文型を取るので(第4文型を取ることは覚えるしかありません)、第4文型になることを予想しながら問題文を見ます。すると予想通り、( )we should go out for lunch or eat at homeで一つの名詞として働いています。
上記の理由で、( )には名詞節を導くことのできる接続詞が入ります。

ポイント:what, which, whoの後ろは不完全な文になる。
不完全とは名詞が1つ足りないということですが、we would go out for lunch(SV) or we would eat at home (SV) は、どちらも文が完全(goもeatも自動詞なので名詞は必要なし)なので、選択肢のwhatとwhichは使うことができません。 例えばwhatを使うなら、Please let me know what you thinkのように、thinkの後ろに名詞が1つ不足した形になります。

thatもwhetherも接続詞になることができ、さらに名詞節を導けます。
My mother asked me (that) we should go out for lunch or eat at home.とした場合、「母は私たちがランチを食べに行く、または家で食べることを私に尋ねた」となり、文の意味がおかしくなります。

一方、My mother asked me (whether) we should go out for lunch or eat at home.であれば、「母は私にランチを外に食べに行くか、家で食べるのか尋ねた」となり、意味が通じます。 whatherが名詞節を導く場合の訳は「~かどうか」となります。

正解:whether


Q4 My wife wanted to have our son ( ) dinner for us, but I ordered a pizza instead.

   cook  cooked  cooks  to cook

まずは動詞を確認します。するとhave、orderedの2つの動詞が見つかります。動詞の数-1=接続詞/関係詞の数なので、2-1=1でbutが接続詞になれば過不足ありません。接続詞のbutが付いていない方が主節になるので、主節の動詞はhaveになります。ここで、haveを見ればSVOC(使役動詞)になると予想しましょう。haveの取ることのできる文型は、SVOまたはSVOCのどちらかになりますが、SVOC文型は受験でもビジネス英語でも頻出です。

選択肢からまず除外できるのが3単元のsが付いている動詞のcooksです。SVSVO, but SVOとなってしまい、動詞の数-1のルールを逸脱してしまいます。そもそもSVSVという文型は存在しません。

ポイント:have+O+CのCに入ることができるのは原型/p.p/ing

cookまたはcookedのどちらかが正解になります。



文法的にはcookでもcookedでもokですが、cookedを入れるとかなり変な文になります。
SVOCのOCには主語述語関係が隠れています。例えばI had my watch fixed.ならばmy watch (was) fixedとなりますが、wasが入るとSVSVになってしまうのでCの位置にはp.pだけが入っています。よく例文で出てくるI had my hair cutもmy hair (was) cutという主語述語関係がOCには隠れています。

ということで、もしcookedを入れるとour son (was) cooked となり、息子が食べられてしまいます。ホラー映画以外ではありえない設定なので、当然cookedは正解になりません。

正解は原型のcookです。
cookは他動詞なので目的語のdinnerを取り、cook dinner for usでまとめてCとして働きます。


問題文の訳:妻は息子に夕食を作らせることを望んだが、私はピザを注文した。


Q6 Could you ( ) me who is planning Dan’s birthday party?

   say to  talk to  teach  tell

whoは名詞節を導くことができます。名詞節の場合は「誰が~なのか」という訳になります。ポイントで出てきた通り、who節中は文の構成要素が不完全になっています。who (S) is planning~でSが存在しないことに気づきましたか?。


SVOO文型を取ることのできる動詞はteachとtellですが、teachのイメージは「時間をかけて教える」なので、正解はtell(話す)になります。

日本語ではsayもtalkも、さらにtellも同じ「話す」ですが、自動詞/他動詞の区別に加えて、「どの文型を取ることができるのか」を覚えないと問題に対応できません。日本語で考えても正解にはたどり着かないので、英語のルール(文法)を覚えましょう。辞書を引くときに自動詞/他動詞のチェックも欠かさずにする習慣をつけましょう。この問題もTOEIC/ビジネス文章で役立ちます。

問題文の訳:誰がダンの誕生パーティーを計画しているのか教えて?



より詳しく勉強したい人には下の英語文法書がおススメです。  

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