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 HOMESTUDY > 他動詞と自動詞の違い


他動詞と自動詞の違いとは


英文訳のチェックを頼まれた場合、また、和文を英訳する場合に必ず確認する項目が自動詞と他動詞です。日本語の読み書きでは意識しないので、英語になるとよく間違えて使われます。

下の例文でどこが間違っているか理由を説明できますか?


We discussed about the plan.

I live a college dorm.

他動詞は、前置詞なしで後ろに名詞を置くことができます。一方、自動詞の後ろに名詞を置く場合は、必ず前置詞が必要です。

discussという動詞は他動詞です。discussは第3文型しか取れないので、文型はSVOになります。SVOなので動詞(V)の後ろに名詞(O)を1つ置くことができます。他動詞は前置詞がなくても名詞を置けるため、aboutを消せば正しい文になります。正しい文は「We discussed the plan.」になります。

一方、liveという動詞は自動詞です。文型はSVなので、前置詞なして後ろに名詞を置くことはできません。前置詞+名詞はMになるので、文型には関係しません。正しい文は「I live in a college dorm.」になります。


自動詞と他動詞を日本語で考えるとダメな理由


では、逆に日本語を英訳してみましょう。 「私たちはその計画ついて話し合った」→We(私たちは)、the plan(その計画)、について(about)、話し合う(discuss)

日本語を和英辞書でひとつひとつ英訳すると上のようになるはずです。英語の語順で並び替えると「We discussed about the plan.」になりました。正しい英文と比べるとaboutが増えています。

このように、日本語から考えていては絶対に理解できないのが自動詞と他動詞です。日本語から英訳を考えると問題なさそうに思えますが、英文法ではaboutをつけると間違いになります。

この自動詞と他動詞の区別は覚えるしかないので、辞書で動詞を調べるときには、「他動詞」「自動詞」の区別を確認する習慣をつけましょう。


他動詞または前置詞だけが名詞を支える


主語以外の名詞は単独で存在できません。他動詞に支えてもらうか、または前置詞に支えてもらう必要があります。We discuss about the plan.という文には、主語以外の名詞がthe planの1つしかありません。他動詞で1つ、前置詞で1つの名詞を支えることができますが、名詞は1つだけ(the plan)なので支える名詞が不足しています。

英語では、名詞の過不足を生じさせてはいけません。他動詞と自動詞の区別、前置詞の数をパズルと同じような感覚で確認すると、名詞の過不足を発見しやすくなります。

一方、自動詞は名詞を支えることができないので、I live a college dorm.という文の名詞(a college dorm)はだれも支えていません。過不足を生じさせてはいけないので、名詞を支えることのできる前置詞(in)を追加する必要があるのです。

自動詞は数が少ないので、頑張って覚えるのが英語理解の最短コースです。


練習問題で和訳に挑戦


His vision of Julia dying in child birth made him desperate.

[解答]

品詞を確認するとHis visonは名詞、of + Julia dyingはひとまとめでM(dyingは分詞ですが、説明は分詞の項目で行います)、in+名詞でひとまとめのM、makeは動詞、himは名詞、desperateは形容詞です。

desperateは海外ドラマの「デスパレートな妻たち」で知っているかもしれません。当てはまる文型は第5文型になりました。第5文型のmakeの意味は「OをCの状態にする」になるので、この文は「ユリアが出産で命を落とすという夢は、彼を自暴自棄にした」という意味になります。

makeの意味は「作る」だから、彼を作って、絶望した!?などの誤訳からは卒業しましょう。適当に訳を当てはめて単語の意味を決定するのではなく、文型が決まると動詞の訳が自動的に決まることを意識すると上手に訳せます。

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